【Windowsサーバ】IISのログ記録時間を変更する
IISで出力されるログのデフォルト時間は、UTCで記録されるため、実際の時間と9時間ずれて記録されます。
日本時間(システム時間)へ変更する方法は以下のとおりです。
IISのログ記載時間の確認(デフォルト設定)
IISのログフォルダにあるログファイルを開きます。
※ログファイルの場所は、IISの設定により異なります。私の場合、デフォルト設定ですので「C:\inetpub\logs\LogFiles」フォルダ配下にありました。デフォルトでは日付でローテーションされているのかわかりませんが3月3日時点では「u_ex240303」となっていました。(拡張子はたぶん .log と思います)
UTCで記載されるため実際の時間より9時間ずれていることが確認できます。
※実際は、9時42分にWEBページを開いています。
IISのログ記載時間の変更
IISが起動しているサーバへ管理者権限のユーザーでサインインし、サーバーマネージャーを起動します。
ツール > インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャー をクリックします。
左ペインのIISサーバ名を選択し、画面中央のログ管理をダブルクリックします。
ログ記録画面のログファイルの形式を「W3C」から「IIS」へ変更し、適用をクリックします。
IISのログ記載時間の確認(設定変更後)
クライアントでブラウザを起動し、IISのWEBページを開きます。IISのログフォルダに「u_in240303」が作成されました。
(「u_in240303」はもしかするとIISの設定を変更した時点で作成されていたかもしれません。そこまで確認していませんでした・・・)
ログファイルには実際の時間で記録されるようになりました。比較のためにIIS設定変更前のファイルも表示しています。