【ネットワーク:Cisco】catalyst 2960 スイッチでtrunk設定を検証
環境
Cisco catalyst 2960 8ポートスイッチ
型番:WS-C2960C-8TC-L
それぞれのスイッチのポート1を VLAN11 としてパソコンを接続し、ポート8をtrunk設定してPING疎通できるかまで検証します。SSH接続などの初期設定は、すでに完了しているものとして進めさせていただきます。実際の接続は、こんな感じで黄色LANケーブルが trunk 接続です。
VLAN の作成
SW01でVLAN11を作成します。SW02でも同じように実行します。最後に exit で特権EXECモードまで戻って設定を反映させます。
SW01>enable
SW01#conf t
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
SW01(config)#vlan 11
SW01(config-vlan)#name vlan11
SW01(config-vlan)#exit
SW01(config)#exit
SW01#exit
SW01#
VLANをポート1へ割り当て
作成したVLAN11をポート1へ反映させます。
SW01#conf t
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
SW01(config)#int Fa0/1
SW01(config-if)#switchport mode access
SW01(config-if)#switchport access vlan 11
SW01(config-if)#no shutdown
SW01(config-if)#end
SW01#
trunk を設定
SW01でポート8を trunk に設定します。SW02でも同じように実行します。ここで1つ問題が発生しました。機器が古い?IOSが古い?かわかりませんがコマンドが間違っていると何度やっても怒られてしまいます。ググったところ catalyst 2960は、トランキングプロトコルに 802.1q しか使えないから encapsulation が投入できないという記事を見つけました。ISLにも対応してる機種だと問題なく実行できるようです。
「switchport mode trunk」コマンドを実行します。
SW01#conf t
SW01(config)#int fa0/8
SW01(config-if)#switchport mode trunk
SW01(config-if)#end
SW01#
sh run で設定を確認します。対象箇所だけ記載します。ポート8に「switchport mode trunk」が設定されました。
!
interface FastEthernet0/8
switchport mode trunk
!
SW01とSW02のポート8をLANケーブルで接続してから「sh int trunk」や「sh int status」を実行し、trunk設定を確認します。
trunk ポートを特定VLANだけ通信させる
trunk 設定した後で特定のVLANだけを通信させたい場合は「switchport trunk allowed」コマンドを実行します。
SW01#conf t
SW01(config)#int fa0/8
SW01(config-if)#switchport trunk allowed vlan 11
SW01(config)#end
SW01#
sh run で設定を確認します。対象箇所だけ記載します。ポート8に「switchport trunk allowed vlan 11」が設定されました。
sh run
!
interface FastEthernet0/8
switchport trunk allowed vlan 11
switchport mode trunk
!
■Ciscoルータやスイッチでいろいろ検証したことをまとめています